統合版のモンスターの湧き条件。範囲は演算距離で異なります。
2024.06.14(2019.01.21)
目次
統合版v1.21で確認しています。
Ver1.21の変更点。
基本的なスポーン条件は変わっていませんが、クモを湧きつぶしする方法が変わっています。具体的には、今までボタン・フェンスを設置していた場所に、下付きハーフブロックを設置する必要があります。
モンスターの湧く条件を把握しよう!
『モンスターの湧き条件』は、普通にプレイする時は、暗いところにモンスターが湧く(スポーンする)・明るくすれば湧かなくなる。...ということだけ把握しておけば、他はあまり気にする必要はない要素なのです。
しかし、天空トラップタワー等のモンスタートラップを作る際には、より詳しい知識が必要になってくるのです。...ということで、トラップを作る人向けに、湧き条件を簡単にまとめてみたのです。
天空トラップタワーは、モンスターが湧く場所をトラップ1か所に集めることで効率よくアイテムなどを回収する施設なのです。なので、モンスターの湧く範囲をきっちり把握しておかないと、他の場所にモンスターが湧いてしまい、効率が落ちたり、稼働しなくなったりする原因になるのです。
モンスターの湧く『条件』について。
モンスターが湧く場所(ブロック)は、おおよそ以下の通りです。
明るさ
- 明るさが、天然光の明るさレベル7以下、人工光で明るさレベル0の(暗い)場所。
最近のバージョンでは、松明などの人工的な明かりと、日光などの自然光ではモンスターの湧く条件が変わっていて、人工光の場合は、少しでも明るければモンスターが湧かなくなっています。
自然光の場合は、多少明るくても湧いてしまうので、湧きつぶしの際には注意する必要があるのです。
場所
- 基本的にはフルブロックの上のみに湧く。
- 階段ブロックや下付きハーフブロック等には湧かない。(上付きハーフブロック、上向き階段を除く)
水・ガラス・葉っぱなどの一部例外(これらはモンスターが湧きません)はありますが、基本的には正方形のブロックの上に湧きます。
自然消滅
- プレイヤーから32マスより遠いモンスターは、30秒放置後、ランダムで消滅する。(一部例外あり)
トラップタワーと直接関係ありませんが、この条件は、モンスター以外の動物などにもあてはまるので、牧場を作る時には要注意なのです。動物の場合は、エサを与えると消滅の対象外になるので、牧場を作る時には必ずエサを与えておく必要があるのです。
モンスターが湧ける数。
- モンスターが一度に湧ける総数は、9×9のチャンクの範囲ごとに地上8体+地下16体の合計24体。トラップタワーは建物なので、基本的に地下扱いになるが、遮光ガラスなどを天井に使うことで、一番上の層を地上扱いにすることも可能。
- 原則として、MOB全体の上限数は200体以内。
トラップタワーの場合、極端に大きな施設を作ることはないのと思うので、(空が見えている)地上8体+(空が見えない)地下16体と考えておけばまず問題はないのです。(※複数のタワーを複合させたりする場合は、より詳しい条件の把握が必要になります。)
また、周囲にMOB(モンスター・村人・動物など)が200匹以上いると、一部例外を除き、新しいモンスターはスポーンしません。動物をたくさん飼っている場所にトラップを作ると動かなくなるので注意が必要なのです。
モンスターが湧く『範囲』について。
続いて、モンスターが湧く範囲なのです。モンスターが湧く範囲は、演算距離(シミュレーション距離)によって大きく変わってくるのです。
演算距離(シミュレーション距離)... マイクラのセカイでは、演算距離(シミュレーション距離)の範囲内でのみゲームの時間が進み、範囲外では時間が停止しているのです。(なので、範囲外の農作物などは成長せず、モンスターなどは消滅してしまうのです。)
基本的には、距離が25〜128マスが対象、なのです。
- モンスターが湧く範囲は、プレイヤーからの距離128マスの球体状の位置を基本とする。
- プレイヤーからの距離が24マス以内の球体状の範囲には湧かない。
- 演算距離(シミュレーション距離)の範囲外には湧かない。(自然消滅する)。
- 【例外】シミュレーション距離4の場合は、高さ方向も含めて、最大距離が44マスに制限される。
モンスターの湧き範囲は、プレイヤーから、25〜128マスの間が基本なのです。(シミュレーション距離4の場合のみ最大44マス)
平地に通常のトラップタワーをシングルで作る場合は、これだけ把握しておけばほぼ問題ないのです。
但し、実際には、シミュレーション距離により水平方向が制限される関係で、湧き範囲はもっと狭くなるのです。大規模・高度なトラップを作ろうとする場合は、細かい範囲まで把握する必要があるかもしれない...ということで、もう少しだけ、詳しく説明するのです。
演算距離(シミュレーション距離)4チャンクの場合。
- モンスターがスポーンする範囲は、水平・高さ方向共に、プレイヤーからの距離が25〜44マスまでの範囲。
このモードは、単純で扱いやすいのです。
また、他の演算距離(シミュレーション距離)設定と比べて湧く範囲が極端に狭いので、洞窟探検時などは、あえてシミュレーション距離4に設定してプレイすると、周囲にモンスターがたくさん現れるようになり、難易度の高いプレイをすることが可能になるのです。
但し、演算距離4に設定した場合、ちょっと離れただけでカマドが動かなくなったり、農作物が育たなくなるなどのデメリットもあるのです。
シミュレーション距離(演算距離)4だけは、かなり特殊なのです。
かつては、このスポーン範囲がすべてのシミュレーション距離(演算距離)設定で採用されていたことがあり、現在でも、あえて演算距離を4に設定して稼働させるトラップも存在するのです。
このような事情もあり、旧バージョンとの互換性の為に残されているモードと考えることもできるのです。
演算距離(シミュレーション距離)6〜12チャンクの場合。
水平方向はシミュレーション距離によって変わります。
プレイヤーと同じ高さにおける、水平方向の湧き範囲は以下の感じになります。
●プレイヤーの位置が(図で)左下の場合の湧き範囲。
●プレイヤーの位置が(図で)右上の場合の湧き範囲。
- 6チャンク ... 緑
- 8チャンク ... 緑+紫
- 10チャンク ... 緑+紫+青
- 12チャンク ... 緑+紫+青+オレンジ
- モンスターがスポーンする範囲は、水平方向は、プレイヤーからの距離が25〜最大で128マスまで。但し、演算距離(シミュレーション距離)の有効範囲に限る。
- 高さ方向は、プレイヤーからの距離が25〜128マスまでの範囲。
演算距離6以上は、128マスの球体がベースになるのです。
但し、水平方向に関しては、シミュレーション距離(演算距離)12チャンクであっても、128マスの距離を常に完全にカバーできる訳ではないので、実際には範囲は狭くなるのです。
具体的には、演算距離8までは、ほぼ演算距離の範囲と同じと考えて問題ないのです。10チャンク以上の場合は、チャンク内(16×16マス)のプレイヤーの位置によって、一番外側のスポーン範囲が微妙にズレるのです。
プレイヤーから高さが離れるほど、水平方向の湧き範囲は狭くなります。
●画像は6チャンクの場合の上半面の湧き範囲。高さ方向の距離が遠くなるほど、水平方向の範囲も狭くなる。
また、湧き範囲は128マスの球体が基本なので、プレイヤーから高さ方向の距離が離れれば離れるほど、水平方向のスポーン範囲も狭くなっていくのです。
先程の水平方向のスポーン範囲は、あくまでもプレイヤーと同じ高さの場合の範囲なので要注意、なのです。
以前のバージョンの湧き範囲について。
過去のバージョンのモンスターが湧く条件については、別ページにまとめてあります。昔作ったトラップ等が動かない場合、湧き条件の変更が影響している場合があります。