【V1.2.13】BE(PE/Win10)のモンスタースポーン範囲を調べてみた。
2018.04.06(2017.09.30)
BE(PE/Win10)v1.2.13(農作系1.2.10)
※検証用ワールド(クリエイティブモード)使用
BE(PE/Win10)でのモンスタースポーン範囲をざっくりと調べてみたのです。Java(PC)と違い、高さを128マス離せばモンスターが自然消滅!ということはないのです。つまり、Java(PC)と同様な『天空トラップタワー』を作っても、期待通りの動作はしないのです。
※カマド・農作物についても当記事にまとめました。
- 対象バージョンは『BE(PE/Win10)Ver.1.2.13』です。(農作物系はVer.1.2.10です。)
- モンスターのスポーン条件(範囲)は、バージョンによって大きく異なることがあります。
- Java(PC)のスポーン範囲等は、BE(PE/Win10)とはまったく異なります。(Java(PC)の場合は、半径24〜128マスの範囲と一般的には言われています。)
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(Ver.1.2.13)モンスターが現れる場所を調べるのです。
実験場と結果
●マークの色が分かりづらくてごめんなさい。
- 緑マーク:待機高度1・25・295【シミュレーション距離4】の時にモンスターが居た場所。
- 黄色マーク:待機高度1・25・295【シミュレーション距離4】の時にモンスターが居るであろう場所(推定)。
- ピンクマーク:待機高度1・25・295【シミュレーション距離6以上】の時にモンスターが居た場所。
- 白マーク:待機高度1・25・295【シミュレーション距離6以上】の時にモンスターが居るであろう場所(推定)。
- 赤マーク:高度高度25・295の時にモンスターが居た場所
実験場の制作手順
- クリエイティブモード、『気の抜けた』ワールドを使用。(Java(PC)でいうところの『スーパーフラット』モードです。高度4に平らな地面が広がります。洞窟なども生成されないので、検証には最適、なのです。)
- 辺り一面に水を張って、湧き潰しをします。
- コマンドを使用して、海上に距離8ブロックごとにフェンスで区切った地面を、『16×16分』用意したのです。(合計128マス)
検証手順
高度による違いも調べる為、高さ『1・25・295』の3か所を起点にして調べたのです。
- 『/tp 0 6 0』と打ち、待機地点にテレポート。(他に、『/tp 30 0』(高度25)、『/tp 300 0』(高度295)も試しました。)
- 難易度を『ピースフル』にし、モンスターを全消去。
- 『/time set 15000』で夜にする。
- 難易度を『ハード』に変更し、10秒程待つ。
- 『/time set 6000』で朝に戻し、新たにモンスターが湧くのを防止する。
- (『/tp 0 10 0』と打ち、地上に手早く戻ります。)
- クリエイティブモードだけに許されている『飛行』を駆使し、急いで移動して、ゾンビ・スケルトン・クリーパーのいる位置をチェックし、居たマスに印をつけるのです。
(Ver.1.2.13)Ver1.2.13における、モンスタースポーン範囲。
モンスターがスポーンする範囲
右上1/4の画像です。実際は円状になります。
- 自分からの距離が24マスの範囲(球状)では湧かない模様(セーフティーゾーン)
- 垂直方向は、少なくとも295ブロック以上。(事実上無制限)
- 【シミュレーション距離を4に指定した場合】水平方向はおおよそ65ブロック〜80ブロック。自分のいるチャンクも含めて、半径5チャンク
- 【シミュレーション距離を6以上に指定した場合】水平方向はおおよそ81ブロック〜96ブロック。自分のいるチャンクも含めて、半径6チャンク
1チャンク=全体Mapを16×16単位で分割したエリアです。区切り方は自分のいる位置とは無関係なので、結果として、自分のいる位置により距離が変わってきます。
- PC(Java Edition)の様に、32ブロック以上離れたら活動が止まるという事はないのです。また、128マス離れたら即デスポーンすることもないのです。高度256の位置にいても、地上の村人はゾンビに倒されてしまいます。
天空にいても村人が倒されてしまった例(Ver.1.2.1)
この検証をするきっかけとなった事件、なのです。
当検証前に、Java(PC)と同じ様に天空トラップタワーを作り、高度200地点で夜間待機した後の(湧き潰ししていない)村の様子(難易度:ハード)。村人が襲われてゾンビ化してしまっているのです...。
Ver.1.2.13でも、同様の結果になることを確認済み、なのです。
(Ver.1.2.13)天空トラップタワーは『天空に作る事に意味はありません。』
BE(PE/Win10)でのモンスタースポーン範囲を調べた結果から考えると、トラップタワーを作るのは、Java(PC)に比べるとかなり難しくなると思われるのです。
- 湧き潰しを省略する為に『天空』に作る意味は、おそらくありません。(128ブロックを超えると即デスポーンするJava(PC)と違い、縦方向が事実上無制限な為、距離を取る意味がないのです。)
- 稼働率を上げるには、地下も含め周囲70〜96ブロックの湧き潰しが必要になります。海上に作る方が若干有利かもしれません。(注意:今後のアップデートで、海にも敵MOBが現れるようになると、むしろ海上に作る方が不利になるかもしれません))
(Ver.1.2.10)カマドの稼働や農作物について
BE(PE/Win10)Ver.1.2.10では、『ワールド設定』→『シミュレーション距離』の項目で、アクティブに稼働する範囲を指定することができるようになったのです。
画像は6チャンクに設定した場合のものです。精錬が終わったカマドは消灯するので、暗い範囲が稼働した範囲という事になるのです。自分のいるチャンク+設定したチャンク数を半径として稼働するようです。
ちなみに、指定できる距離は、4・6・8・10・12チャンクなのです。12チャンク(192マス)は、Java(PC)を超える距離で、かなり広い範囲になるのです。但し、広くすると、その分マシンに負荷がかかるそうなので、(特にスマホなどでは)広げすぎに注意、かもしれないのです。
他に、『tickingarea』コマンドを使うと、任意のチャンクを常にアクティブにすることが可能になるのです。Java(PC)のスポーンチャンクの強化版みたいなもので、例えば、どれだけ離れていても農作物が育つ様にできたりするのです。但し、これはチート機能です。(使うと、進捗解除ができなくなるのです。)
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