アイアンゴーレムトラップの作り方。鉄が手に入ります。
2024.06.14(2017.08.05)
目次
統合版v1.21で確認しています。
参考ページ
- Iron Golem(Minecraft- WIKI) ... 英語
鉄を自動でゲットできます。
マイクラで欲しい鉱石の一つが『鉄』なのです。鉄はツール・ホッパー・レール・ランタン等、使い道が多いので、たくさんあるにこしたことはないのです。
そんな鉄を自動生産することができるのが『アイアンゴーレムトラップ』なのです。放置するだけで自動的に鉄を生産できる、夢のような装置なのです。
アイアンゴーレムが生まれる条件。
アイアンゴーレムトラップは、人工的に作った村にアイアンゴーレムをスポーンさせて、他力で倒すことで鉄をゲットする方法なので、アイアンゴーレムがスポーンする条件を把握することが大切になるのです。
自力で倒し続けると、すべての村のアイアンゴーレムが敵対するというとんでもない自体を招くので、マグマなどの他力で倒す必要があります。
統合版v1.20においての、アイアンゴーレムのスポーン条件は、おおよそ以下の感じなのです。
前提となる村条件
- 10人以上の村人さんがいて、すべての村人さんがベッドを持っていること。
- 75%以上の村人さんが実際に仕事をしていること。(職業ブロックがあるだけではダメです。)
- 村にベッドは20個以上設置されていること。
以上の条件を満たした時、村人さん10人に付き、1体ゴーレムが生まれるのです。
スポーンする場所
- ゴーレムがスポーンできる位置は、基本的にはいずれかのベッド or ベルを中心(※)に、水平方向に半径約8マス、高さは5-6マス。
- 基本的にはフルブロック(正方形)のブロックの上にスポーンする。モンスターと違って、1マスの深さの水の上にもスポーンする。
- 【重要】ガラスの上にはスポーンしない。
村の中に作るなどの高度なことをしない限り、重要なのは高さで、高さでスポーンを制御した方が、失敗する確率を圧倒的に減らせるのです。
高さの範囲は±6マスがベースですが、上方向と下方向で微妙に違うので注意、なのです。
(※)場所を特定する方法もあるそうですが、そもそも、それぞれの村人が使うベッドは、色々な要因で『入れ替わる』ことがあるのであまり意味がなく、『いずれか』のベッドと考えておいた方が無難、なのです。
トラップを作る場所と注意点。
トラップを作るおススメの場所。
- まずは、周りに村(ベッド・村人・職業ブロック等)がないことを確認してください。周囲の半径100マス程度には、建造物などがないことが理想、なのです。
- トラップを作る土地はなるべく平地にしてください。(高さで制御するので、でっぱりがあると、その分トラップの高さを上げる必要が出てきます。)
少し手間ですが、島や海上に作ると、ブロックを設置してはいけない範囲が分かりやすくなるのでおススメ、なのです。
既存の村に作るのはおススメしません。
最近では、既存の村にそのままトラップを作る方法も多数あります。村人の輸送の手間がないなどメリットもありますが、基本的には、既存の村に作るのはあまりおススメしません。
アイアンゴーレムトラップの稼働条件に関する詳しい知識や、周りのブロックや地形に対する細かい配慮があれば作ることは可能なのですが、そうでない場合、失敗する確率があがってしまいます。特に、地下など見えない部分にゴーレムがスポーンすると、かなりめんどくさいことになります。
既存の村に近すぎると、干渉しあってうまく稼働しなくなることがあります。村人を使う施設は、更地に単独で作ることをおススメするのです。
おおまかな設計図。
側面から見た図になります。
- ベースを作り、アイテム回収装置を作ります。
- 回収装置の上に、ダメージを与えるためのマグマを設置します。
- 地面から高さ10以上の位置に、ダミーの村を作ります。
- ダミーの村の上に、アイアンゴーレムをスポーンさせて中央に流す装置を作ります。
トラップ本体(村&湧き層)を高い場所に作るのがポイントです。高さを上げることで、地面をアイアンゴーレムのスポーン範囲から外すことができるので、トラブルを少なくすることができるのです。
実際に作ってみる。
画像では、わかりやすくする為に石材にきれいなブロック・ガラスを使用しているのです。実際に作る時は、丸石などの手に入れやすい石材&普通の透明ガラスを使っても問題ないのです。
処理層&回収層を作るのです。
まずは、ブロックを5×5で1段積み上げて、その上に、チェストとホッパーを組み合わせた、おなじみのアイテム回収装置を作るのです。ホッパーは3×3で設置するのです。
ホッパーの上には石のボタンを設置するのです。ホッパーの上にボタンを設置することで、あとで設置するマグマとホッパーの間に1マスの空間を作ることができるのです。
土台にはトラップドアを貼り付け、更に周りに1マスの深さの水路を作っておくのです。これはネコを助けるためのしかけなので、ネコを気にしない場合は作らなくてもOKなのです。
MOBは、開いている状態のトラップドアであっても、閉じている状態と同じと誤認識するのです。これを利用して、ネコを水路に落としているのです。
ガラスの壁を2段重ねたあと、真ん中のボタンに向かってマグマを流すのです。そうすると、マグマを1マス分浮いた状態で設置することができるのです。
このマグマによって、落ちてきたアイアンゴーレムにダメージを与えて倒す仕掛けになっているのです。アイテムは足元にドロップするので、ホッパーで回収することができるのです。
ガラスの壁は、1段目を開けておくとネコが逃げることができるのです。(但し、必ず助かるとは限りません。)
今回のトラップでは、ゴーレムがよく湧くため、たき火式では処理が間に合わないのです。なので、マグマ式をおススメするのです。
処理速度(効率)が遅くてもよければ、ホッパーの上にたき火を設置する方法でも構わないのです。(たき火式の方が安全かつ簡単に建設できます。)
ガラスの筒を更に8段以上伸ばして、全部で10段以上にするのです。これで、ゴーレムを処理するための処理層&回収層は完成、なのです。
(ギリギリを攻めるのであれば全部で8段程度でも構いませんが、多少マージンを取っておいた方が安心、なのです。)
トラップ全体の高さを上げるのは、地面や地下をゴーレムのスポーン範囲外にするのが目的なのです。
なので、トラップの高さは、周囲(中心から20マス程度)で一番高いブロックを基準にする必要があるのです。
ゴーレムを沸かすための『村』を作るのです。
処理層が完成したら、ゴーレムを湧かせるための類似の村を作るのです。
注意点としては、床(上が見える部分)は必ずアイアンゴーレムがスポーンしない『ガラス』で作る必要があるということ、なのです。
- ゴーレムを落とすための穴を中心に残したまま、村人が生活できる床を建設。中心の筒と外側の壁の間は8マス(壁部分込みで10マス)、正方形になる村全体の幅を23マスにすると、後で作る湧き層と同じサイズになるのです。
- 村の中心に落下処置用の筒を通すための壁を3段伸ばす。(ガラスの壁込みで5×5マスになります。)
- 外側にも3段の壁を作る。
- ベッドの枕がなるべく村の中心に近くなる様にして、ベッドを20個設置。
- 就職用の職業ブロック(種類はなんでもOK)を20個設置。職業ブロックの上にはガラスを置いて上の空間を埋めておくと安心、なのです。
今回の例では、見栄え&村人の自由度を考えて広めに作っていますが、必要最低限のスペースでもOKなのです。但し、必ず村人がすべてのベッドと職業ブロックに自由にアクセスできるようにする必要があるのです。
実際に村人さんを入れるのは、一番最後にした方がいいのです。そうしないと、思わぬところにアイアンゴーレムがスポーンしてしまい、面倒なことになってしまう場合があるのです(経験済)。
ゴーレムの『湧き層』を作るのです。
村が出来上がったら、その上に湧き層を作っていくのです。
- ガラスの壁を1段伸ばして、そこから『村の天井』兼『湧き層の床』を設置。(村の部屋の高さは3段になります。)
- 更に外側に、ガラスの壁を2段建設。
- 外側の1マス内側に、ブロックを設置して1段高くする。(プリズマリンレンガの部分)
中心から3×3の穴、その周りに長さ8マスの平たい床。更に周りに1段高くなった幅1マスの床。そして、一番外側にガラスの壁ができていればOK、なのです。
一段高くした部分(プリズマリンレンガの部分)に、水を流し込んでいくのです。上手く流すと、中央に向かってきれいな水流ができるはず、なのです。
これで、湧き層は完成、なのです。
村人を引っ越しさせて、トラップを稼働させるのです。
最後に、村の部分に実際に村人さんを20人入れるのです。すべて外部から連れてきてもいいですし、2人だけ連れてきて増やしてもいいのです。この時、ニート(緑色の村人さん)が5人以上いると、『村人さんの75%以上が働いている』という条件をクリアできなくなってしまうので要注意、なのです。
湧き層にアイアンゴーレムがスポーンすれば、トラップの建築は成功、なのです。
トラップからあまり離れてしまうと稼働しなくなるので注意、なのです。(Javaと違って、スポーンチャンク近辺に作っても、プレイやーが離れてしまうと稼働しなくなります。)
鉄の生産数は『約400個/時間』です。
20分放置して、ゲットできた鉄は142個なのです。1回測定なのでブレがあるとは思いますが、1時間で400個程度の鉄を期待できると思われるのです。
トラップが動かないときは。
アイアンゴーレムトラップは、作りや仕掛けは簡単ですが、動作条件がシビアなので、ちょっとした原因で動かなくなることがあるのです。
ちなみに、このトラップを海上に作ると、イカやドラウンドがスポーンすることがありますが、これは特に問題はないのです。
村人さんの動きが制限されている。
アイアンゴーレムは、村人さんが実際に仕事をしないと稼働しないのです。よくある取引所のように村人さんを固定してしまうと、職業ブロックの紐づけが変わった時に仕事ができなくなり、トラップが稼働しなくなるのです。
ので、職業ブロックの紐づけが変わっても対応できるように、全体スペースが狭くてもいいので、必ず村人さんが自由に歩いてベッドと職業ブロックにアクセスできるようにしておく必要があるのです。
アイアンゴーレムが範囲外にスポーンしている。
これが一番厄介なパターンなのです。範囲内にフルブロックが間違って置かれていてそこにスポーンしている場合ならまだマシですが、高さが足らなくて地上にスポーンし、地下や海中などに移動していたりすると、発見がかなり難しくなります。
想定外の場所へのスポーンを防ぐためには、地上・地下には絶対にスポーンさせない⇒地上がスポーン範囲外になる高い位置にトラップを作る必要があるのです。
周囲に村を構成するブロックを置いてしまっている。
トラップの周囲100マスに村を構成するブロック(ベッド・村人・職業ブロック)があると、村の位置がズレてしまって上手く稼働しなくなることがあるのです。この現象も、一度起きてしまうとかなりめんどくさいので、ブロックは置かない方が無難なのです。
この現象が起きた場合は、一度周囲の村要素のブロックを全部破壊。それでもだめなら、トラップの村要素のブロックもすべて破壊して、再設置することが一番簡単な修復法になります。
プレイヤーがベッドで寝てしまった。
プレイヤーがベッドで眠るだけなら問題ないのですが、その時置いたベッドに反応して村人が一人増えてしまうと、壊した時点で『すべての村人がベッドを持っている』という条件を満たさなくなるので、トラップが稼働しなくなります。また、プレイヤーのベッドが影響して、前項の『村の中心がズレる』現象がおきると更に厄介になります。
トラップの周囲(100マス前後)で眠る時は、自分のベッドを置かずに、トラップのベッドを借りるようにするといいのです。
この、自分のベッドで村人さんが増えてしまう&村に影響を与えてしまう問題はいろいろ厄介なのです。村人が反応しない、プレイヤー専用のベッドブロックが欲しいと、いつも思うのでした。