#12 - スポット標高一覧・駅からも都心が見えた!
2016.05.08(2013.11.10)
※【撮影】2013年11月
『耳をすませば』の舞台である聖蹟桜ヶ丘近辺を歩き、ラストシーンに描かれるような都心の風景を求め散策。結果、いろんな風景を見られて楽しかったのです。そして、最後の最後に、あることに気づいたのです...。
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おわりに。
位置関係が絶妙で面白かったのです。
今回、当初は聖蹟桜ヶ丘には「大栗川をひたすら歩いてみる」という目的できました。結果途中でばっちり迷い、愛宕団地停留所の辺りまで行ったりもしたのです。が、迷いながら歩いているうちに、ふと、「耳すま」というお話は、その位置関係までもが巧みに組まれているのではないか、という気がしてきたのです。今回、あえてもう一度同じ記事をリニューアルしてみようと思ったきっかけはそこにあったりします。
実際に歩いてみると、愛宕団地から図書館まで1時間。一人で歩くと辛いけど、好きな人となら楽しく歩けてしまう距離だったり。丘は中間で身近な場所だけど、なかなかいかない場所にあったり。あちこち歩いていると、いろんな地点が線で繋がっていく感じがして、それはまるでパズルを解くみたいに楽しかったです。
あと、残る謎は京玉線(京王線)ですが、やはりこれは途中から曲げて描かれていると考えるのが、自分の妄想では、一番しっくりくるかもしれないのです。
で。聖蹟桜ヶ丘駅〜ロータリーまでは、似たような人(カップルさんが多い)をぼちぼち見かけました。昔ではまるで考えられなかったです。アド街効果なのでしょうか。
街自体もかなり起伏に富んでいて、(地元の方にとっては何気ない風景なのでしょうが、)取り上げたところ以外にもいろんなところに眺めのいい、いい景色があったりしたのです。特に『(16)ゆうひの丘』は公園内という事もあり、ゆっくりできるのでお勧めなのです。
妄想上の京王線地図
●頭の中で描いた位置関係図。電車だけが実際(ピンク)と作中(オレンジ)では違うのです。団地から図書館へ歩いていくには丘を通るのが早いけど、普段は電車 or 学校経由なので丘の中を通ることはない、って一応説明できるのが、自分の中で一番しっくりする理由なのです(笑)。
大事なお話
ところで、ここで一つ大事な話があります。自分が最後に「耳すま」を見たのは実はだいぶ前なので、かなり記憶があやふやな部分があったりします。故に、今回取り上げたスポットには見当違いが多々含まれている可能性があることを最後に書いておきます。(文中にも書きましたが、当初は大栗川をひたすら歩いてみるという企画を考えていたので見直してはいなかったのです。ついでに書くと、どちらかというと興味があるのはあの都心を遠望した風景探しで...モゴモゴ。)
参考資料:各スポットの標高
各場所の標高はおおよそ以下の通りらしいです。(標高がわかるWeb地図より)
- 多摩川 ... おおよそ50m(0m(基準))
- (13)桜ヶ丘1丁目緑地・かすみ緑地 ... おおよそ60〜65m(+10〜15m)
- (2)いろは坂公園 ... おおよそ75m(+25m)←図書館があったとされる公園
- (9)耳丘 ... おおよそ95m(+45m)
- 立入り禁止のフェンス越しに見た風景 ... おおよそ100m(+50m)
- よみうりランド ... おおよそ100m(+50m) ... ラストシーンのモデルは鉄塔の上と言われているのでもっと高い?
- (4)神社・(5)ロータリー ... おおよそ105m(+55m)
- (6)愛宕団地(水道塔) ... おおよそ115m(+65m)
- 桜ヶ丘CC ... おおよそ90-130m ←新宿方向にある丘にある(この丘がジャマ...あるいは作中では省いてた?)
- (16)ゆうひの丘 ... おおよそ125m(+75m)
- (18)百草団地・三沢配水所近辺 ... おおよそ115〜145m(+65〜95m)
- (17)連光寺給水所 ... おおよそ150m(+100m)
- (17)みはらし緑地 ... おおよそ155m(+105m)
- (17)てっぺん丘(連光寺) ... おおよそ160m(+110m)
「耳丘」はあの近辺では高い方ですが、近辺一帯から考えると、実はそんなに高くなかったりします。地球屋やラストシーンの場所の標高は実際の聖跡桜ヶ丘より相当高く設定されていた、あるいは、俯瞰で描かれていたのではないかと推察されます...?。
その他。
●花形のアスレチック...♪
今回散策した中でのお気に入り。これははじめてみました。川をずっと歩いていくとあります。(並木公園だったかな。)
●聖蹟桜ヶ丘→中河原駅間の車窓。百草の丘が見える。天気がよければ富士山も。
車窓の不思議。聖蹟桜ヶ丘近辺は急カーブしている関係で、聖蹟桜ヶ丘→百草駅間と、聖蹟桜ヶ丘駅→中河原駅間で、桜ヶ丘が同じような流れ方(聖蹟桜ヶ丘発なら左側)で見えるのです。同じように見えるかというと辛いのですが(笑)。
オチ:(19)京王聖蹟桜ヶ丘SC 8階連絡ブリッジ
●角度と見晴らしは違うが、ラストシーンっぽい絵に見える気もする。/手前のビルがかなり厳しいが、都心を一望できる。
もしやと思い、聖蹟桜ヶ丘ショッピングセンターの屋上に登ってみました。屋上はテニススクールとフットサル場になっていて簡単に入れなかったのですが、A館とB館を繋ぐ連絡通路があり、8階の通路は半屋上でフェンス&網越しに外が見渡せるようになっていました。そして、ビルに囲まれているながらもここから都心の風景を見ることが出来たのでした。まさに灯台下暗し、完全な盲点でした(笑)。
景色とは関係ありませんが、聖蹟桜ヶ丘ショッピングセンターB館のトイレが面白かったです。たとえば、B館6階は和のトイレになっていたりするのです。
ビル群を見るための散策は続く。
その後、自分は、ビル群を見える場所を探して、多摩地区周辺を散策することになるのです。その様子は次のページ以降に続いていくのです。
【追記】一番簡単にラストシーンのビル群の様な風景が見える場所は?
自分は行ったことがありませんが、『よみうりランド』の『観覧車』か『スカイシャトル』を使えば、ラストシーンの様なビル群の風景を簡単に見ることができるっぽいようです。いつか行ってみたいと思うのです。(情報元:出没!アド街ック天国 - 2016.5.7放送「よみうりランド」)
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