#11 - 百草団地・三沢配水所近辺から都心を見てみる。
2016.03.26(2013.12.01)
※【撮影】2013年11月
『耳をすませば』の舞台である聖蹟桜ヶ丘近辺。最初に雫の住む団地だと思っていた百草団地にも行ってみたのです。ここには面白い形の団地があったのです。そして、百草団地の水道塔の脇を抜けた場所にもまた、ラストシーンに描かれたような都心の風景を見られる場所があったのです。
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(18)百草団地
小さな四角が繋がったようなデザインの団地が多いのです。
聖蹟桜ヶ丘駅から[高22 百草団地経由高幡不動駅行]バスに乗ることおおよそ20分。百草センター停留所で下車すると百草団地があります。(【補足】百草センターへは高幡不動駅からの方が、帝京大学行きのバスも使えるので便がいいです。)
●普通のタイプの団地。このタイプは少ない。/四角いブロックをつなげたようなタイプ。これが主流。
百草団地は特徴のある(?)団地で、いわゆるふつーの長方形の団地は少なく、殆どの建物が小さな四角い建物をつなげたようなデザインになっています。
●この変わった(?)デザインは傾斜地に建てるのに最適らしい。/四角1個しかないタイプもある。
小さい建物を繋げたデザインだと、傾斜地に建てても違和感がありません。そして、四角いブロックが1つしかない、可愛いというか贅沢(?)なタイプもあります。(この正方形タイプは他の団地でも見たことがある。なんかアクセント要素があるらしい。)
これは珍しい?坂に無理やり建設された階段状の団地、なのです。
●階段状になっている団地。これは珍しい?。/階段団地を横から。
極めつけはこのタイプで、2棟しかありませんが、なんと斜面に階段状にむりやり建ててます(笑)。斜行エレベーターが付いているような高級マンションっぽいタイプはアニメなんかでも度々描かれますが、レトロな公団タイプは珍しいかもしれません?窓などが板で覆われており、フェンスで囲まれており敷地内に入れません。これは取り壊す前の典型的なパターンなので、いずれはなくなってしまうものと思われます。
しかし、これを見るとまんま「コンクリートロード」ですね。丘を切り開いて団地を造成したのが良く分かります。
【余談】この特徴的(?)な外見ゆえ、映画では使われなかったのかもしれませんね?
三沢配水所近辺
●水道塔入口。この水道塔も高いところにある。/この水道塔も特徴がある。
団地の奥のほうにはこれまた水道塔があります。この水道塔も愛宕の水道塔同様、遠くから見ることが出来ます。
●水道塔脇の小さな丘から。百草団地を一望できる。まるでおもちゃばこ。
水道塔の脇の道を上がり、道なりに進むと右手に舗装されていない、土丸出しの細道があります。そこを登っていくと小さな緑地があり、そこから百草団地を一望できます。ってか、ここから見るとよく分かりますが、手前に広がる水道塔の敷地がやたら広いです(笑)。
更に先に進むと、都心のビル群を見ることができる場所があるのです!
●家の合間からいい景色が広がる。/更に先に進むと急な下り(写真では逆から撮ったので登り)坂がある。
水道塔近辺の道、家が数件建つその合間から、都心の方を見る事ができます。
●肉眼では厳しいが、スカイツリーらしき建物も見える。
ここは、手前の住宅とは30〜60m位の差があるらしく、まさしく「百草のてっぺん丘」といった感じなのです。橋があるという一点だけを考えれば、ラストシーンに近いかも(妄想です(笑)。)
更に先に進むととても急な下り坂があります。日常昇り降りするのは大変そうです。そこからは高幡不動駅近辺の京王電鉄車庫が見えたりするので、高幡不動駅はすぐ近くにあるのかもしれません。(歩きませんでした。)
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