耳をすませばの舞台の町を訪ねてみた。【聖蹟桜ヶ丘探訪その1】

最終更新:2016.03.27 (初:2013.11.10)

※【撮影】2013年11月

『耳をすませば』の舞台である聖蹟桜ヶ丘近辺を歩き回ってみたのです。高低差のある町で、いい景色がたくさんあったのです。

このページについて

このページは、聖蹟桜ヶ丘(新宿から京王線特急で約30分)付近を歩いた時の様子をアニメ「耳をすませば」と絡めて書いてます。但し、作品で聖蹟桜ヶ丘がそのまま描写されている訳ではありませんし、映画公開から15年以上経った今ではだいぶ変わっている部分もあります。あなたが「ここなんだ」と想ったところが、その場所だと思います。

一応、商店街さんが作成したスポット等も訪れていますが、基本的に「位置関係」と「景観」、そして「妄想」(笑)を重視して歩いている為、駅前にある「案内板」や「他の聖蹟桜ヶ丘・耳すま関連のページ」と、かなり違う所もあります。また、「耳すまと直接関係ないけれども景色のいい場所」も含まれています。

『聖蹟桜ヶ丘』散策地図

【注意】聖蹟桜ヶ丘を含め、この近辺は観光地ではなく、ごく普通の【住宅地】です。訪れる際にはそのあたりを充分留意ください。

聖蹟桜ヶ丘探索地図
●ピンクの数字はあるいた場合のおおよその所要時間です。水色でマーキングしたポイントが有名どころ。

(1)〜(14)の順に歩いていくと、おおよそ11km・3時間半から4時間位かかります。更に(15)〜(18)はかなり離れているポイントで、電車・バス利用がほぼ必須です。1日ですべてを回るのはかなり厳しいと思われます。

よく知られている(耳すま関連のページで出てくる)のは、聖蹟桜ヶ丘駅・(1)〜(6)のポイントで、駅前の商店街の地図に載っているのはそのうち聖蹟桜ヶ丘駅・(1)〜(5)のポイントです。

【ロケ地散策】という意味では、商店街の地図に載っているポイント(+余裕があれば(6)の愛宕団地・水道塔にまで足を伸ばす=いろは坂通りを歩き通す)だけで満足できると思います。

他のスポットは耳すまの映像の再現としての面白さはまったくありません。が、バス利用でちょっと遠いですが、(16)ゆうひの丘は余裕があれば行くのをオススメします。

(15)〜(18)を除き徒歩で行くのをオススメしますが、聖蹟桜ヶ丘駅からバスもあります。

[桜92系統]は散策行程でのいろは坂通り経由、[桜72・73]は散策行程での(D)宝蔵橋〜(C)サミットの通りを経由します。昔は[桜92]系統は永山駅までは行かず、途中の桜ヶ丘二丁目止まりでした。

駅〜図書館がある位置の公園まで歩いてみる。

(1)聖蹟桜ヶ丘駅


●駅前にある案内板とモニュメント。/駅の様子。京王ショッピングセンターがでかく、綺麗な建物も多い。

聖蹟桜ヶ丘駅西口を降りたら左(バスターミナルと反対の方)へ降りるとすぐ、駅前広場に案内板と地球屋を模したモニュメントがあります。そのまま歩いていくと、途中のコンビニにちらしやスタンプ等があったりします。こっそり行われていた昔と違い、近年は商店街が観光地化を模索しているらしいです(?)。随分変わったものです。


●霞ヶ関橋を横から撮影。/右を振り向くと通学路(?)らしき道が。護岸整備され雰囲気は変わっている。作中で歩いていたのは左側(だったと思う)。

そのまましばらく歩いていくと(1)霞ヶ関橋が見えてきます。まっすぐ行けばいろは坂・右に曲がると図書館〜学校(?)の道になります。いろは坂の入口はアニメとそっくりですよ。


●曇ってる方が作中の雰囲気に近い。

曇っているときに撮影した写真。作中と同じ左側(だったと思う)から撮影してみました。

(2)(図書館があったとされる)公園


●公園から駅方面を撮影。/図書館があったカーブ?(公園よりちょい上にある)

(1)霞ヶ関橋を渡り、「いろは坂通り」を歩いていきます。いろは坂を上がると(2)公園が見えてきます。左の写真は(2)公園から撮影したもので、おそらくここが一番簡単に町全体を見られる場所だと思います。一般的にはここに図書館があったとされていますが、自分はもう一段上がった先のカーブのところがあやしいのではないかと思っていたりもします。

雫がかけ下りた階段〜ロータリーまで歩いてみる。

(3)赤い階段


●階段を上から撮影。/このぐねぐね具合はすごい。バスもこの道を登っていく。ここまでバスだと一瞬(笑)。

公園の位置から坂を少し上がると(3)赤い階段が見えてきます。作中では駆け降りていたと思います。ここの階段はぐねぐね坂のショートカットになっていて、上から降りてくるとなかなかすごいことになっています。(複数のカーブを見渡せる位置はありませんでした。おそらくもっと上空から描写しているものと思われます。)

階段を上がりきったら左を見ると、有名な(4)神社があります。昔は寂れたところだった気がするのですが、おみくじが結ばれていたりしてちょっとだけ雰囲気が変わった気もします。


●天守台のポール。重要な拠点だったことが書かれている。

神社の近くに「天守台」と書かれたポール(?)があります。昔は重要な拠点だったらしい事が書かれていたりします。


●まっすぐに伸びる道が気持ちいい。先に丘があるので先は見渡せない。

そこから少し進むと左側に階段があり、そこから見える景色がよかったりします。もし、先に別の丘がなければもっと遠くの方まで見渡せたかもしれません。この様なポイントは探せばまだまだあります。

(5)(地球屋があった)街中のロータリー


●これが有名なロータリー。/ロータリを回ると、あの水道塔が見える。駅側から来ると死角に入って見えないので注意。

しばらく歩くと、「出没!アド街ック天国」(2013.6.8放送・以下アド街)で有名になってしまったあの(5)ロータリーが見えてきます。街の中にひょっこり現れるこのロータリーを始めてみた時には、ちょっとした異世界観を感じたものです。このロータリーにはちょっとした商店街があり、番組で取り上げられたノア洋菓子店(かつて耳ノートと呼ばれたものもここにあるらしい)もここにあります。但し、(これも有名ですが)地球屋的な建物はありません。また、ロータリーの位置そのものも、アニメとは若干違うと思われます。

この商店街、日曜定休が多いらしく、日曜日にいくととても静かです。(ノア洋菓子店も休み。)町中にある商店街らしいといえばらしいのですが、注意点です。


●天気がよければ富士山が見える。

いろは坂通りを更に歩いていくと、天気がよければ団地の合間に富士山を眺めることも出来ます。(朝に行かないと厳しいかも?)

【補足】ロータリー内に「聖蹟桜ヶ丘駅」行きのバス停がありますので、そのバスに乗ればあっという間に駅に戻る事ができます。(6)団地や、あの水道塔を間近で見たい場合は、水道塔を目指して、もう少し「いろは坂通り」を歩く事になります。

愛宕団地・百草園駅を訪ねてみる。

(6)緑の線が入った水道塔と(雫が住んでいたといわれる)愛宕団地


●この交差点を右に曲がる/「愛宕第1公園」のポール。見落としやすいので注意

ロータリーから、更にいろは坂通りをずっと進むと大きな道にぶつかります。そこを左に曲がると「東寺方三丁目」のバス停があり、その先の交差点を右折し左側を歩いていきます。そうすると「愛宕第1公園」のポールがあり、その脇に(A)階段があります。


●ポール脇にある階段/有名な水道塔と愛宕団地。

(A)階段を上りきったら右に曲がると、(6)水道塔と愛宕団地が見えます。ここら辺は団地だらけで、どれがアニメの団地かまでは良く分からなかったりしますが、一応ここら辺ということになっているようです。

【補足】商店街の案内板などで紹介されている場所はここまでです。先程の階段を降りて左に曲がりしばらく進むと「愛宕東」バス停がありますので、そこから「聖蹟桜ヶ丘駅」行きのバスに乗れば駅まで戻る事ができます。余裕があれば、駅から「(16)ゆうひの丘」へ向かうと、見晴らしのいい丘からの風景を楽しむことができます。(但し、都心のビル群を見ることはできません。)

関連:(15)百草園駅を訪ねてみる


●百草園駅。綺麗にリニューアルされ昔の面影は今はない。/ampmがミニストップに変わってた。南側に商店街はない。

百草園駅にも行ってみました。...以前(2000年前半ごろ)に来た時はこんな綺麗な駅ではなかったと思うので、おそらくリニューアルされたものと思われます。


●東寺方三丁目停留所付近(愛宕団地入口)から百草園方面の団地を撮影(ズーム)。形は違うが似たような水道塔も見る事ができる。

百草園駅付近にも『百草団地』という団地があり、そこまでは聖蹟桜ヶ丘駅から歩いて1時間位で行くこともできるので、その位置に団地があったと考えることもできなくはないのです。ただ、そうすると、他の部分との辻褄が合わなくなってくるのです。

実際にない場所に図書館が描かれていたり、ラストシーンのロケ地がよみうりランドだったりするので、作品では聖蹟桜ヶ丘周辺をそのままではなく、いろいろ改変して描かれていると考えるのが自然なのです。


●2000年前半の百草園駅。駅舎は地下式だったのです。

団地〜大栗川を通り駅に戻ってみる。

(7)階段〜(B)サミット


●階段から京王相模原線が見える/同階段を下から見上げた図。

先程の道(『あたご一息坂』といいます。一息で通れるとは思えませんが。笑。)を逆(階段から見て左折)に団地内を道なり進んでいくと右の方に公園があります。公園を横目に更に進んで行くと団地を抜ける事ができます。T字路を右に曲がりしばらく進むと(7)階段があったりします。写真では分かりづらいですが、(6)愛宕団地自体はかなりの高台にあったりします。ここまで来ると京王相模原線が見えます。


●サミット。この先の道はバイパスで新しく作られたらしいことが「聖蹟桜ヶ丘駅」のバス路線案内板を見ると伺える。/宝蔵橋。この川は(1)霞ヶ関橋がかかっていた川と同じ大栗川で、右折して川沿いを歩いていくとやがて霞ヶ関橋にたどりつく。

来た道を戻り、階段を降り、東寺方三丁目の交差点を左折、いろは坂通りに入らずに道なりに更にまっすぐに歩いていきます。(この道はおそらく拡幅されていて、昔とは雰囲気が異なっていると思われます。)途中(B)サミットがある交差点を右折・旧道っぽいところに入り、ずっと歩いていく(約15分)とやがて(C)宝蔵橋に辿り着きます。

(C)宝蔵橋〜学校〜(1)霞ヶ関橋

近辺に学校は3つあり、結局、どれだかはわからないのです。

(C)宝蔵橋交差点を右に曲がり川沿いを歩いていくと、しばらくして右手に小学校があります。学校はこのあたりに3つほど点在していますが、どれがアニメの舞台の学校なのかはわかっていませんし、そもそもこの3つ以外かもしれません。ここではアニメで描かれた学校がここら辺(大栗川沿い〜(C)宝蔵橋〜(B)サミット間)にあると勝手に妄想してここまで歩いてきました(笑)。

もし、学校の位置がここらへんであり、団地が愛宕団地であったと妄想するならば、この通りから(6)愛宕団地までが通学路になることになります。ただ、(C)宝蔵橋から(6)愛宕団地までは歩いて20〜30分くらいかかります。団地の通学圏としては広すぎるかもしれません。(というか、(6)愛宕団地の近くにも学校はある。)

学校の建物(内部)の描写の元は、この近辺の学校ではないらしいです。


●宝蔵橋近くにかかる橋から丘の方向を見る。護岸工事の真っ最中。/「VIVID TAMA」の植え込みが印象的。

川から丘の上の様子を見てみると、丘自体がかなり高いところにあることが分かります。ところで、昔から気になってるんですけど、この「VIVID TAMA」の植え込みは何なんでしょうか?笑。

水道塔っぽい建物もありますが、実際にはかなり奥の方にあるのです。


●川から丘の上の様子がなんとなく見て取れる。水道塔も見えるが、あの水道塔は実際にはそこそこ奥の方にある。

(9)耳丘(?)や(10)丘道路(勝手につけた名前)の様子もなんとなく見て取る事ができます。そして、ラストシーンに出てきたような水道塔も見ることができます。あの水道塔は下から見ると端にある様に見えますが、実際にはかなり奥の方にあり、あそこから周りの景色を見ることはできないのです。

このまま歩いていくと、やがて(1)霞ヶ関橋に辿り着きます。そのまま左折すれば聖蹟桜ヶ丘駅に到着なのです。

作中、雫が丘のことを指して「こんな場所があったんだ」といいますが、実際に団地から駅まで歩いてみると、丘は中間にありながらも(丘の周りの大きな通りを回った方が分かり易い為)通らない場所なんですよね。これに気づいた時、核施設の絶妙な配置を感じたのと同時に、ちょっとした感動ものだったのです。

耳丘・2人で夜歩いた道を訪ねてみる。

(9)かつて『耳丘』と呼ばれた場所?

ここら辺は、『立入禁止』の看版があちこちに設置されています。


●危険に付き立ち入り禁止の看板。

先程書いた図書館があった場所(公園ではない)に行ってみると...?小さな道があり、その先へ進めればいい景色が眺められそうです。が、この先は残念ながら「関係者以外」立ち入り禁止です。(ってか、この先って私有地だよね?...ので、昔来た時には気にしていなかった。)

近くに脇にある短い階段を登り、京王線の方に行きたいなーってな感じで歩いていくと...やはりこのあたりは「立入り禁止」の看板とフェンスだらけです。ちょっとこの数は異常です。実は、この「立入り禁止」の看板・フェンスで囲まれた先のあたりらへんが、かつて(9)「耳丘」と呼ばれた場所だったらしいです(たぶん)。昔来た時も気にはなっていたのですが、私有地っぽかったので入らなかったんですよね...。

アド街で紹介されたラストシーンの場所も『立入禁止』の場所?


●アド街「聖蹟桜ヶ丘」回と似た構図の写真?

フェンス越しに写真を撮ってみると...おや?この風景はアド街ック天国(2013.6.9放送)の最初に流れた映像に似ている気がします。手前に移っているマンション(?)の角度などを考えるとアド街の映像はもっと東の方で撮られたと考えられます。が、そこは立ち入り禁止区域なんですよね...。おそらくテレビ番組ということで、特別に許可を貰って撮影されたものと思われます。また、アド町では公園の奥にラストシーンに似た風景がある、と紹介されてますが、実は公園の奥も立ち入り禁止区域なのです。なので、発見することができなかったのです...。

(10)丘道路 - 夜、2人で歩いて帰った道。


●進行方向反対側から撮影。この道路は意外に短い。白い柵型フェンスはガードレールに変わっていました。

先程の立ち入り禁止ゾーン付近から同じような感じ(京王線が見えないかなーってな感じ)で道進んでいくとこんな場所があります。今はガードレールになってしまっているので雰囲気はなくなってしまったのですが、昔はガードレールが白い柵で、夜、2人で歩いた道にそっくりの雰囲気だったのです。ただ、実際には聖蹟桜ヶ丘駅方向は木が生えていて、京王ショッピングセンタービルを眺めることはできないのです。(多分、アニメでは木がなかった事になっている。)


●丘からの景色が見られるポイントの一つ。ここから聖蹟桜ヶ丘駅は見えない。

丘の上の道から見た風景です。下に見える川は最初に歩いた川(図書館〜学校)です。ちょうど並走していることがよくわかるのです。

ちなみに、ここにも「ゴミを持ち帰りましょう」の看板が2つ以上もありました。そんな看板は昔はなかった気がします...っていうか、住宅地にそんな看板は普通はありません。10年経った結果、この辺で一番変わったのがゴミの看板だったってのは、なんかいろんな意味で『現実』を見せられる話である気もします。


●2000年前半。昔は映画そっくりの白い柵だった。

注意:(10)丘道路という名前は、説明のため仮に勝手に名づけた名前であり、正式名でも通称でもありません。

地球屋とラストシーンの場所を探して。

(11)地球屋のあった場所はどこ?


●まったく同じ風景が見られる場所へ行くことはおそらく不可能。

最初に訪れた橋を、聖蹟桜ヶ丘駅側から見て左折してしばらく歩くと急な上り坂があります。そこにある階段を上がった上から見た風景がこんな感じだったりします。聖蹟桜ヶ丘からいろは坂に繋がる(1)霞ヶ関橋、川が曲がっているところにかかっている橋(東寺方橋)の2つが同時に見えるという点では条件を満たしている気がします。

ただ、実際はもっといろは坂通りに近く、高度も高い気がします。ただし、その場所は私有地or森林で、立入りは出来ません。よって、残念ながらその場所へ行く事は不可能であると考えられます。

ラストシーンの場所はどこ?

(12)『長い下り坂』を降りてみるのです。


●長い長い下り坂。/緑地。小さいが緑地自体がいい雰囲気。

ラストシーンの場所は(9)「耳丘」であるというのがその筋では有名な話ですが、自分が思い描いている場所は若干違ったりします。

(5)ロータリーを聖蹟桜ヶ丘側から入り、集会所を挟んですぐ左にある道へと進むと長い下り坂が始まります。個人的には、ここがラストで自転車で駆け下りていく坂道であったと妄想してみるのです。

(13)桜ヶ丘1丁目緑地&かすみ緑地

そして、この道をずっと進んでいくと、途中一通の出口になっている道路を進んだ先に、(13)「桜ヶ丘1丁目緑地」という、小さな場所があるのです。この場所が、マイ・ラストシーン(笑)の場所だったりします。実は、ここは(11)「地球屋のあった場所はどこ?」で取り上げた階段のすぐ脇にある緑地だったりします。

子どもが見つけたヒミツの場所ですから、場所がそんなに離れていないというのは合理性がある気もするのですが...?。


●み、見事に何も見えないよ...。/近くにあるかすみ緑地から。とにもかくにも高度が絶対的に足りない。

えー、実際に行ってみると、ビルに囲まれて何も見えませんでした(笑)。少しはなれたところ(先程の下り坂を更に進んだ先)に「かすみ緑地」という緑地があり、そこからはほんの、ほんの少しだけ見えるのですが...。

ちなみに、近辺のそのほかの場所は全て私有地なので立入りが出来ません。よって、ここも残念ながら行く事(同じ風景を見ること)は不可能であると考えられます。...昔だったらもうちょっと開けてたのかもしれませんが、しかし、そもそも論として、絶対的に高度が足らない気がします。

結局、『(14)多摩川沿い』まで来てしまいました。


●関戸橋が見え、京王線や京王デパートが『見えない』ことが条件?この条件を満たす場所は限られてくる。

これではあまりに残念なので、視界が開けるであろう(14)多摩川近くまで歩いてみる事にしました。川沿いから見た風景がこれです。左の方に京王線が走っています。高度や距離は全然違いますが、なんとなく似ている気もします。ここでは、この風景から想像を膨らませるにとどめておく事にします。

そして、聖蹟桜ヶ丘近辺を離れ、他の場所で似た様な風景を見ることができないか、という散策が始まってしまったのです...。

耳をすませばのラストシーンの情景を探してみた。【聖蹟桜ヶ丘探訪その2】へ続く