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今さら「Air」(ゲーム)について書いてみる。

2018.06.16(2017.05.20)

このゲーム(ストーリー)は難しいといわれますが、端的に行ってしまえば、勧善懲悪なストーリーにおける『悪役』に注目したお話、だったと思うのです。そう考えると、割とすべてがすっきりするのです。それをバトルものではなく、ひと夏の思い出という、『ネバーランド』的な雰囲気で描かれていたのが、特徴だったと思うのです。

Airとは。

Airは2000年ごろにKeyから発売されたゲームなのです。もう15年以上前のゲームなので、クラシックゲームですね。いわゆる、女の子と仲良くなることが目的のゲーム(という体裁をとっているゲーム)なのです。

当時はそれはそれはすごかったらしく(何が?)、普段、女の子ゲーはほとんどやらない自分も、かなり経ってからケータイ版をプレイし、テレビアニメ版と映画版を見ていたりするのです。

これ、主題歌がきれいなんですよね。

で、どんなゲーム(お話)だったのか。

誤解を恐れずに一言でいえば、『「悪役」を「解放」する物語』。自分が読み解くポイントはここだったのです。

何が善で何が悪かって話まで追求しだすと、すげーややこしくなるので、それはとりあえずおいておくのです。

とにかく、1000年前に、1000年前のルールの元『悪役』に『されてしまった』女の子を助けるお話である...と考えた時、難解とされたお話がすっと紐解けたのです。

この話の『悪役』が演じる『悪』とはなんなのか?

おそらく、このお話の『悪』とは、単純化すれば、すなわちサキュバス的な発想に基づくものなのです。つまり、

どういう心根で行動しているかは別にして、(おそらく)結果としてはこうなる、という図式になっている感じがするのです。

で、更に、わりとタチが悪いのは、甘い夢ってのが、いわゆる「おとぎ話的ないいお話」になってることなのです。これが例えば、ドラクエの竜王みたいに「世界を闇に染めてやるわ」みたいな娘の話だったら、「そんな奴は倒してしまえ」で済むのでお話としてわ簡単なのですが、そうではないんですよね。

まぁ、(どのような過程を踏むにしろ)最終的には、甘い夢から決別するのが最良、というのが、このゲームにおける『正解』っぽいのです。それをおとぎ話的でファンタジーな雰囲気で包み込んで描いてるってところが、ある意味で極悪であり、さらに話(解釈)をややこしくしていると思うのです、はい。

そう考えると、Airでは、『(一般的なイメージである)最終的に(自分の好みの)女の子とくっつく』という、『女の子ゲー本来の目的』を達すると『ゲームオーバー』になってしまうのです。(実際、女の子と駆け落ちするとハッピーエンドにならないのです。)

そういう点でも、変わったゲームだったのかもしれない、と思うのです。

あるいは、1000年前の(悲劇の)恋から『浮気』せずに、最後まで最愛(だった)娘との恋愛を成就しなさい!というゲームだったと考えば、それはそれで分かりやすいゲームなのかもしれないのです(笑)。

王道的(アニメ)問題解決法。

ちなみに、この問題を(アニメ的)解決法に頼ると、こうなる気がするのです。

これで、いわゆるヒーローものの『原因究明→バトル(対峙)→勝利』の図式が成り立つと思うのです。ただ、このお話では、こうすることを選択せず(というより、1000年前の出来事なので選択『できず』)、あえて『負けること』で事態を解決してる感じ、なのです。だから(自分にとっては)「悪の娘の物語」ととらえると分かり易くなる、ということ、なのです。

映画版は、無理やりこの図式に当てはめて描こうとされているが為に、原作とは根本で『かい離』したお話になってしまっている気が、自分にはしました。

中ボスのお姉さんをどうするの?

元々、こういう立ち位置のキャラ(女性)は、ヒーローものでいえば、『大ボスの下に仕えて働く、中ボスのお姉さん』という立ち位置が多い気がするわけで、その多くはわりと悲劇的な結末を迎えるパターンが多かった気もします。

そんな「悪役」的な立場な娘に焦点を絞り、単純に『悪役』として切り捨てるのではなく、どうすれば『救うこと』ができるか?ということにスポットをあてたお話というのは、もしかすると、(当時としては)斬新な視点だったのかもしれないのです(いや、知りませんが。)

少なくとも、悪は倒せばそれでよし、というヒーローアニメにはない発想だったのかもしれないのかなー、とか、そんなことを思ったりしたのでした。

とするならば、この手の話が、賛否両論真っ二つに別れてしまう原因ってのも、わかってくる気がするのです。そもそも、悪役を救う、というお話自体が、いろいろな困難を伴うもの、なのです。(Airに関しては、『救う』お話を成立させるためにいろんなギミックが仕込まれているわけで、それを許容できるかどうかで、まず分かれてしまうでしょう。)

時代劇なら、将軍様のお情け一つで済む場合もあるのかもしれませんが...(笑)。

余談。

Writter:どろっぴ



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